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May 25, 2005

SAKURAへ

SAKURAへ  あらかみさんぞう


ミケランジェロはなんの変哲もない石の塊のなかに
ダビデとピエタを見い出した

絵は板のなかに宿っている
私はただ板が言うことに従うだけだ、と棟方志功は言い張る

理論物理学がカオスと見なすものの中に
詩人は秩序をみつける

木の絵山の絵が人を感動させるとしたら
木の命山の命が画家を通して現れたときだけだ

命のやりとり
そこに君の仕事がある

アタマで計算されただけの表現などに力はない
つくられた価値の模倣は細工師の仕事だ

無意識のカオスの奥から届けられたいのちの息吹き
それだけが私たちを激しくゆさぶる

それは論理でも科学でもない 
生の源へ身を投げかける君が受けとる美の贈りものだ  

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Comments

I really like it when folks get together and share opinions. Great blog, keep it up!

Posted by: RunClick | August 15, 2014 01:00 AM

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